総額約2413億円。過去最大となった長崎市の来年度一般会計当初予算案 には、昨今の物価高騰の影響が色濃く反映されています。その一つが学校給食費です。

上がり続ける給食費

長崎市によりますと、学校給食費の一人当たりの年額は食材価格の高騰によりここ数年上がり続けています。令和5年度:5850円→令和7年度:1万1400円。(「画像」参照)このうち保護者負担額は据え置きが続いていて、公費負担だけが大きくなっている形です。

このため公費負担額の総額は2023年度がおよそ1億8千万円だったに対し、2025年度およそ3億1600万円と2倍近くになっています。

また、長引く物価高騰への対策として長崎市は今年度の補正予算案で地域の商店街などが発行するプレミアム付き商品券を支援するための費用として3億6千万円を計上しています。