名古屋市の広沢一郎市長が「アクセル全開」「フルスロットル」で臨んだという新年度予算案。金額は過去最大の総額1兆6171億円。
名古屋市民230万人の暮らしを左右する新年度予算案。その金額を投じるだけの意義があるのかを検証します。
アジア大会 新年度予算案は150億円
開催まで、あと584日となったアジア大会。名古屋市が準備費として新年度予算案に計上した額は150億円。「質素で合理的な大会」を掲げて誘致したものの、資材や人件費の高騰により、当初1000億円とされた大会経費は、倍以上に膨らむ見通し。

(広沢一郎市長)
「(想定を)超えるのは確定なんですが、最終的にどこまで超えるか精査している」
コスト削減を迫られる中、選手村の建設は取りやめに。それに代わる宿泊施設の1つとして、名古屋港ガーデンふ頭に整備されるのが、“コンテナハウス”です。