今回の旅の終わりに、印象的な1羽の幼鳥に出会いました。エサとなる生き物が多い公園。他の鳥の縄張りのすき間にうまく入り込めたようです。
餌がとれる場所を作ろうという動きもあります。
▼かんむりワシの里と森を守る会・東山盛敦子さん
「(カンムリワシは)在来種のカエルや甲殻類とかヘビとか、色々食べるんだけど、ここにはカエルを呼ぼうと思って」
水を張った小さな田んぼの中には、オタマジャクシもいます。石垣市に暮らす東山盛敦子さんは、有志の会を立ち上げ、耕作放棄された畑を借りて、餌場づくりに取り組んでいます。

先日は、カンムリワシの幼鳥が餌場に姿を現しました。元気に育てと願いながら、見守る活動は続きます。
【取材メモ】
凛々しい見た目と、のどかな風土に育まれた穏やかな性格を併せ持つカンムリワシ。石垣島を訪ねると、島の人々が愛してやまないその理由を感じることができました。