運んだあまおうをホテルで?将来を見据えたもうひとつの仕掛け

 実は西さん、将来的な販路の拡大を見据え、もうひとつ仕掛けていました。新幹線で運んだあまおうを、ホテルのレストランで使ってもらおうというのです。

 大阪に戻ったその足ですぐに商談。福岡県の担当者と一緒に熟れ具合が異なるあまおうをいくつか持ち込み、試食してもらいます。

 (福岡県職員 田中有理さん)「新幹線の輸送に耐える熟度、おいしい熟度の合うポイントはどこか。召し上がっていただいて、意見を頂戴できればと思いまして」

 (大阪ステーションホテル 吉田修シェフ)「個体差はあるけど、使うとしたらこれ(完熟から1日後収穫)かな」

 (大阪ステーションホテル 松森康記総料理長)「僕もこれ(完熟から1日後収穫)です。あまおうの良さが出ている。完熟から2日たつと酸味がなくなってしまって、ただの甘い大きなイチゴになってしまうので。これ(完熟から1日後収穫)が一番いいのかなと」

 このイチゴを使ったデザートを試作してくれることになりました。