福島県内の去年12月の有効求人倍率は4か月連続で1.25倍で、福島労働局は「一部に持ち直しの動きが見られる」との判断も据え置きました。
仕事を求めている人1人に対して、企業から何人の求人があるかを示す県内の去年12月の有効求人倍率は、4か月連続で1.25倍でした。福島労働局は「引き続き求人が求職を上回って推移しており、一部に持ち直しの動きが見られる」との判断も据え置いた形です。
新規求人数は、宿泊・飲食サービス業が、インバウンド需要の高まりなどから2か月連続で去年の同じ時期を上回りました。一方、卸売・小売業やサービス業などでは、物価高騰の影響などから前の年を下回っています。
福島労働局は、「物価上昇などが雇用に与える影響に注意する必要がある」としています。