2024年12月の青森県内の有効求人倍率は1.10倍で5か月ぶりに上昇し、45か月連続で1倍を超えました。
青森労働局によりますと、県内で2024年12月に仕事を求めていた人2万2539人に対して企業からの求人は2万4836人でした。
この結果、有効求人倍率は1.10倍で前の月から0.01ポイント上昇しました。1倍を超えるのは45か月連続です。
一方、宿泊・飲食業では、物価上昇の影響で採用活動を見送る企業もあり、前の年の同じ時期に比べ、28.5%減りました。
青森労働局は「求人が求職を上回っている状況にあるが、横ばいで推移している。引き続き、物価上昇等が雇用に与える影響に留意する必要がある」として、雇用情勢の判断を9か月連続で維持としています。