(大石邦彦アンカーマン)
「名古屋市千種区にある八百屋さん、今どんなお野菜が高くてどんなお野菜がお値打ちなのか、聞いてみましょう」
名古屋市千種区で60年続く青果店、キタオト。野菜の価格をチェックしました。

キャベツの値段は落ち着いたのか?
(キタオト 早川雅元さん)「(キャベツは)若干安くなった。前は500円くらいしていた、この大きさで」
(大石)「かなり小玉ですよね。これが今1玉で250円。本来だといくらくらい?」
(早川さん)「本来だと150円くらい」
(大石)「キャベツがこんなに高かったことはありますか?」
(早川さん)「ないない。こんなに高いことはない」

春キャベツの登場でキャベツ全体の値段は多少落ち着いてきたといいますが、例年と比べると高値の傾向は続いています。さらに…。
(大石)「うわ、白菜の存在感がないですね…玉では売っていないんですか」
(早川さん)「玉で買う人がいないもの」
白菜は、この日4分の1カットが170円。例年だと100円ほどです。
(早川さん)
「信じられないでしょう。これくらい買ってあげないと生産者も生活があるから。肥料や農薬、なんでも高い」

仕入れ値は1日 5~6万上がっている
この店ではニンジンやレンコンなど、根菜類の価格は例年並みですが、キャベツや白菜、レタスなどの葉物類は高値が続いています。
(大石)「野菜が高値の今、売り上げは落ちていますか?」
(早川さん)「売り上げはそんなに落ちていないが、仕入れ値が高い。払うのが大変。(仕入れ値は)5~6万上がっている。1回で。厳しい」

この野菜高騰は、天候不順が大きく影響しているのはご存じの通り。そこで、愛知県美浜町にある野崎採種場を訪ねました。














