寒い時期になると、“肌の乾燥”気になりますよね。中でも「かかと」が乾燥するという人も多いのではないでしょうか。
ユースキン製薬が運営するスキンケアメディア「肌育研究所」によると、そもそもかかとがガサガサになる原因は、皮脂を分泌する「皮脂腺」がないため、乾燥しても自分で皮脂を分泌してうるおいを保てないからだそう。

また、かかとは全体重と靴の摩擦を日常的に受けているうえ、肌の細胞が生まれ変わる周期が長いため、角質が厚くなりやすいとのこと。必要以上に角質がたまると、うるおいが行き渡らず乾燥がさらに加速するといいます。
しかし、この硬くなってしまった角質を取り除こうと削り過ぎると、肌のバリア機能が低下→肌を守ろうとさらに角質が厚くなるという悪循環に陥ってしまうといいます。
筆者も去年の秋頃から、かかとがガサガサに。保湿をしてもなかなか治らないため、ネットで原因を調べてみると「それは乾燥ではなく『水虫』かもしれない」との情報が…。かかとに水虫なんてできるのか。

不安と疑問を抱きながら、名古屋市千種区にある「ごとう外科・皮フ科」の加藤直美院長に聞いてみました。