(千田淳一実行委員長)
「本来の農はだて、福俵を引く。臼を使って餅つきをするという。本来のものができてないところのやはり、難しさがあった」

それでも8日は5年ぶりに「大福俵」が会場に登場。強度の問題で引くことはできなかったものの、その周りで150人ほどの厄年連が「つがい踊り」を披露しました。
フィナーレでは花火が打ち上げられ、来場者は長年続いた祭りの終わりを惜しんでいました。

(来場者は)
「続いて欲しいけど、最後なんできょうはめっちゃ楽しんで帰りたいと思います」
「後継者が見つからないということで、厳しい運営だったと思いますが後継のお祭りができる予定なので楽しみにしたいと思います」

(千田淳一実行委員長)
「農はだては今回で終えることになりましたが、胆沢ならではのその地域のイベントというところを今、若い方々を含めて作っておりますので、夏開催する際はぜひご来場の上、盛り上げていただければというふうに思います」

36年続いた祭りは幕を下ろしましたが、いさわのまつり実行委員会は7月に後継イベントの開催を目指しています。