豊作や農作業の安全を祈る奥州市胆沢の「全日本農はだてのつどい」が8日行われ長年親しまれてきた地域の祭りが36年の歴史に幕を下ろしました。

8日行われた「全日本農はだてのつどい」は豊作や農作業の安全を祈って毎年開催されているもので、わら細工職人の後継者不足や担い手の高齢化などにより今回で最後となりました。
庭田植は田んぼに見立てた雪の上で行われますが、雪不足のため周囲から雪をかき集めて披露されました。

(庭田植参加者は)
「去年は豊作だったからおコメも少し高くなったし、そういう気持ちでね。私も農家だから。残念だなとも思いますし、でも今、こういうワラもなかなか(手に入らない)コンバインで刈ちゃうから」