「トリアージ=選別」で730億円程度縮減?

また、下水道よりも耐用年数を超えている割合の高い「橋」についても、新たな「省インフラ」の動きが始まっています。

「トリアージ=選別」を行い、重要な橋は優先的に改修や更新を進める一方、利用者が少なく、必要性が低下した橋は撤去するというものです。

富山市では2016年から「橋のトリアージ」が行われていて、今後50年間で必要なコストを約730億円程度縮減できるとしています。

私たちの生活の基礎となるインフラが限界に近づく今、限られた資源の中での工夫が求められています。