《決して他人事ではない、突然困窮に陥る可能性》
堀啓知キャスター
新型コロナウイルスの流行を経験し、突然仕事や居場所を失って、貧困に陥るということも実際にいるわけで、決して他人事ではありません。
森田絹子キャスター
取材したホームレスの支援団体『北海道の労働と福祉を考える会』はもともと、北海道大学の学生らを中心に運営していて、多いときは30人ほど学生の会員がいました。
しかし現在は、事務局長を務める、専門学校に通う2年生の女性1人のみとのことで、メンバーの中心は社会人ということです。
堀啓知キャスター
困窮者を支援する側も、厳しい状況での運営となっているようですが、家がない、食べるものがないなど、困ったときは『労福会』や『JOIN』という相談窓口があります。
森田絹子キャスター
『労福会』は、生活保護の申請のほか、新たな家や職探しもサポートしています。『JOIN』は札幌市から委託を受けて相談やシェルターの運営をしている団体です。
●『労福会』
090-7515-8393
●『JOIN』札幌市ホームレス相談支援センター
0120-887-860(平日午前10時~午後6時)
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