打ち切りの方向となっていた経営統合協議について、ホンダと日産がそれぞれ今月13日に取締役会を開き、正式に「破談」を決めることが分かりました。

ホンダと日産は持ち株会社をつくり、それぞれが傘下に入る経営統合に向けて去年12月から協議してきました。

今月中旬までに具体策を決める予定でしたが、統合比率などをめぐる交渉が難航した末に、ホンダが提示した「子会社化」案に日産が反発。日産の内田社長が協議打ち切りの方針を6日、伝達したことを受け、ホンダも打ち切りの方針を固めました。

関係者によりますと、ホンダと日産は今月13日にそれぞれ取締役会を開き、「破談」を正式に決定するということです。