目標は15人採用、でも現実は…警備会社では人材確保が課題
順調に準備が進むところがある一方で、会場や周辺で働くスタッフの確保は困難を極めています。
大阪市北区にある警備会社『ゼンコーサービス』。万博では西ゲートの警備を担当することになっていて、開幕までに15人を新規で採用する予定です。ところが…
(ゼンコーサービス 海野弘幸社長)「今はまだ残念ながら、まだ3人、4人というところで、もうあまり時間がないなかで、少し焦るところもありますが、懸命に対応しています」
このまま人手が確保できない場合に備え、別の警備を担当している既存のスタッフを万博に配置転換するため、研修も始めました。
【誘導の研修の様子】
(ゼンコーサービス 丹好美関西支社長)「待っていただく時は顔のあたりまで手を上げないでください。腰から胸元あたり。『恐れ入ります。少々お待ちください』と手のひらでお客さまに待っていただく」
1日最大22万人もの来場が予測されています。落ち着いて誘導することがトラブルを防ぐカギとなります。