商品の情報を伝える「お役立ち動画」
こうした商品は必要とするお客さんがドラッグストアなどで発見して購入しているそうですが、多くの人に情報が届いていかない面もあるそうです。
そうした人たちに向けて、ピジョンタヒラは自社ホームページで「お役立ち動画」として「液体とろみ」の使い方やレシピのほか、清潔介護商品の紹介など50本近い動画が掲載されています。
マーケティング部の中谷さんは、動画の役割についてこんなふうに話していました。
ピジョンタヒラ株式会社 マーケティング部マネージャー 中谷拓真さん
「本当に介護してる方は心身共に疲弊した中で介護をせざるをえない状況の中で、弊社の商品があることで、少しでもご苦労されてた介護が楽になったり、お役立ち商品があると知っていただければと考えてます。2024年に当社の存在意義というものを策定しまして、「不自由を抱えている方に寄り添い、“こうありたい“と思う生活をかなえ、『ああよかった』と思える瞬間を創る」を実現したいと考えて商品開発しています。お客様の本当のお悩みを商品開発につなげ、解決に貢献できることは、とても意義のあることだと感じています」
介護状態は人それぞれで異なっていますが、メーカーとしてオーダーメイドのような一人一人にあった仕様での商品開発が難しいという課題があるそうです。
それでも在宅で介護している人たちは、知らなかった介護用品の情報に触れる、使ってみようかなと思うことで気持ちがリフレッシュしたり、心強くなれると思います。
興味のある方はピジョンタヒラのホームページ「お役立ち動画」を覗いてみて下さい。

(TBSラジオ「人権TODAY」担当:藤木TDC)