「こんなに降ったよ、朝から…」
十日町市松代地域では、6日午後も雪は断続的に降り続いていました。
松代地域に住む柳健一さんの自宅では、灯油を使って温めた水で屋根の雪を溶かしていますが、12月から何度も灯油を給油しているため、その影響は家計にも…。

「4日からボイラーたきっぱなし」
「去年の12月に灯油を入れてから今23万円くらいになったかな」
「年金1回分パーになったぞ、って言って…」
今年の雪は、魚沼市守門地域の民宿の経営にも“重く”のしかかっていました。

灯油代はいつもの年だと1カ月当たり5万円~10万円だということですが、
【民宿 小西屋オーナー 小西朝昭さん】
「12月15日くらいから使って、1カ月半ちょっとで、40万か50万くらい…」
この大雪と灯油代の上昇とが重なり、今シーズンは2~3倍近く。
経営を圧迫しています。
「また次の寒波が来るみたいなので、ちょっと心配ですね」

止まらない物価高がこの冬ならではの出費となり、雪国の苦労は続きそうです。