楽天野球団から宮城県塩釜市にある人気すし店の社長に就任した立花陽三さんが、仙台市に2号店をオープンさせました。店舗拡大という新たな挑戦で、立花さんが仕掛けたのは、女性寿司職人の採用でした。その戦略とは?

■球団社長から寿司店の社長へ大転身!

回鮮寿司 塩釜港 立花陽三社長:
「きょうからセカンドステージというか、新たな挑戦がはじまります。何とかこの店を成功できるように頑張っていきましょう」


三陸沖を中心に獲れた新鮮な魚。そして、食べ応えのある大きなネタが魅力の「回鮮寿司 塩釜港」。その2号店が10月1日、仙台駅の東口宮城野通りにオープンしました。



回鮮寿司 塩釜港 鎌田秀也会長:
「この時が来たかという感じですね。こんなに早くオープンができるとは思いませんでした。」


回鮮寿司 塩釜港は、鎌田秀也会長が20年前に創業し、一代で築いてきた塩釜市の人気寿司店。


今年3月、鎌田会長から相談を受けた楽天野球団前社長の立花陽三さんが社長に就任し、経営面の舵をとることになりました。


「塩釜港の寿司を多くの人に広めたい」と社長就任当初から店舗拡大を視野に入れていた立花さん。2号店を宮城野通りに構えたのにはある理由があります。

回鮮寿司 塩釜港 立花陽三社長:
「この通りが仙台駅から楽天イーグルスのスタジアムに向かう、僕にとってもファンにとっても、思い入れのある通りで。東口を盛り上げたいとはずっと思っていたことなので。大きさなどいい条件で決められた」


しかし、店舗拡大に向けての課題もあります。