どうやって財源を増やす?

しかし、この制度が続くことにより財政面で厳しくなるのも事実です。
日本の総医療費は上がり続けていますが、財源は以下の3つ(厚労省「2022年度国民医療費の概況」より)。
▼窓口負担…12%
▼毎月払う健康保険料…50%
▼税負担(所得税・住民税・消費税など)…38%
医療費が増えていく現状で、入るお金をどこで増やすか。今回の制度見直しでは、窓口負担に含まれる高額療養費の自己負担額が引き上げられることになりました。
一方で、日本福祉大学・二木立名誉教授は「高額療養費制度はセーフティネット。これに手をつけると医療保険の底が抜ける」と指摘。“みんなで薄く広く負担する”という考え方から、引き上げるなら健康保険料や税負担ではないかという見解を示しています。
また、元厚労省官僚で元衆議院議員の豊田真由子さんは「資産課税」を提案。「日本の制度は主に所得を見ている」とした上で、現役世代に比べて所得(年金など)は多くない高齢者が、巨額の金融資産や不動産を持っているケースを例に挙げ、そうした人が“所得が低い人の負担”になっていることに疑問を呈しています。














