寒波が到来する中、注意が必要なのが雪道での車の運転です。必要な対策や心構えについてお伝えします。
大分市のカー用品店「スーパーオートバックス大分21」では、今回の寒波の予報が出て以降、チェーンを購入する人が急増。雪対策の商品全体の売れ行きは去年同時期の3倍にのぼっています。
(スーパーオートバックス大分21・三重野裕一朗フロア長)「きょうも朝10時オープンだったが、多くのお客様が並んでお待ちいただいて、ご対応させていただいている」

タイヤのサイズによっては品薄になっている商品もあり、早めの購入を呼びかけています。では、雪道での運転にはどういった対応が必要なのでしょうか。
(JAF大分支部・中嶋聖也さん)「急ハンドル、急ブレーキ、急加速を避けていただくのが第一です」
雪道での走行に欠かせないのがチェーンですが、取り付けが簡単な布製のタイプでも滑りを止める一定の効果があります。
(中嶋聖也さん)「まずは駆動輪を確認して後ろのゴムを引っ張って上から、タイヤに被せていきます」

このあと車をバックさせてタイヤを回転、下側をはめれば完了です。
(中嶋聖也さん)「街中でも橋の上や日陰など雪がなくても凍っているところは多々ありますので、いつでも止まれる状態で走行するとより安全だと思う」
また、スコップなどの道具の準備や、燃料を満タンにしておくなど事前の備えが大切です。