日本付近には、今シーズン最強の寒波が襲来していて、例年になく広く、長く、強い大雪が降る見込みです。4日に行われた福島県と気象台の会見でも厳重な警戒を呼びかけました。

福島地方気象台・菅原誠観測予報管理官「短時間の強い降雪により積雪が急に増加するおそれがあります。厳重な警戒が必要となります」

県災害対策課・佐久間止揚課長「不要不急の外出はできるだけ控えていただくようお願いします。やむを得ず外出する場合には、最新の気象情報、交通情報などを確認して時間に余裕を持った行動をしていただきたい」

4日夜から5日にかけての雪の予想を見ると、会津は広い範囲が雪雲に覆われ、時間によっては中通りや浜通りの北部にまで雪雲がかかっています。このため、今回は中通りや浜通りの平地でも積雪の可能性があります。

さらに、その先の雪の予想では、会津では6日(木)にかけて警報級の大雪となるおそれがあります。ピークは5日と見られますが、その後も8日(土)にかけて大雪に注意・警戒が必要です。

今後は不要不急の外出は控えて大雪による交通障害や屋根からの落雪などに十分、警戒するようにしてください。