長野市で農業を営む男性は、何種類もの野菜を栽培する一方で、実はもう一つの顔を持ちます。
自分の育てた野菜を生かしてあるものを作っているんです。
野菜作りとの「二刀流」で挑むものとは?


羽田元毅(はた・もとき)さん:
「まあいつもと変わらずですね。ぼちぼちですね」


長野市篠ノ井にある畑で、大きく育ったキャベツを収穫する羽田元毅さん。

羽田さん:
「甘くておいしいです。寒さにあたって(甘くなって)いるので、お客さんの評判もいい」

もともとはトラックの運転手だった羽田さん。

千曲川沿いで果樹園を営んでいた父親が亡くなり、2017年に畑を受け継ぎました。

その後は、野菜を主に栽培し、収穫した農作物を直売所に出荷しています。

さらに。

羽田さん:
「これはお店で、自分の出しているお店で使います」
「ラーメン屋です」

羽田さんのおよそ1ヘクタールの畑では、キャベツが収穫期を迎えています。


羽田さん:
「これは冬の氷点下になっても少しずつ成長していくタイプのキャベツ。春キャベツとはまた違って、3月いっぱいまでは畑に残しておける」
「なかなかスーパーでもこんな大きさないもんね」

さらに、太く、まっすぐに伸びたネギも栽培。

羽田さん:
「いつもと変わらずいい感じですね」
「いま寒さにあたっているので、おいしさも一段と上がっている」

しかし、ここまで来る道のりは順風満帆ではありませんでした。