2024年1年間に岩手県内で自ら命を絶った人の数は266人で、人口10万人あたりの自殺死亡率は22.9人と全国で最も高くなりました。

厚生労働省が先月発表した暫定値によりますと、2024年岩手県内で自ら命を絶った人の数は前の年より1人増えて266人でした。
内訳は男性が206人、女性が60人で年代別は40代が53人で最も多く、50代が49人、60代が38人などとなっています。
人口10万人あたりの自殺した人の数を示す自殺死亡率は22.9人となり、2020年以来全国で最も高くなりました。

これを踏まえ、県は「官民連携で包括的な自殺対策プログラムに基づいて普及啓発やリスクの高い人の戸別訪問などの支援に引き続き取り組む」としています。