創設20周年を迎えた愛媛マンダリンパイレーツは3日新体制の初練習に臨み、リーグ2連覇と4年連続NPB入りを目指し本格始動しました。

弓岡敬二郎 監督
「おはようございます!2025年、いよいよ始まりますけれども、どこで誰が、スカウトが見ているかわかりません。練習でも気を抜かずに『俺は絶対行ったるんや』という気持ちを持ってやってもらいたいと思います」

愛媛の指揮を執って通算7年目の弓岡敬二郎監督のもと、新体制がスタートした愛媛マンダリンパイレーツ。

新入団選手も13人を迎え合同自主トレ初日は、まずランニングのメニューで体をほぐした後、投手陣と野手陣に分かれじっくりとキャッチボール。

冷たい北風の中、愛媛出身の新入団投手達も指先の感触を確かめながら、力強いボールを投げ込んでいました。

そしてブルペンでは、元日本ハムなどで活躍した松山商業出身・酒井光次郎新コーチの指導のもと、投手陣が早くもアピール合戦。

今年にかける決意をボールに込めていました。

一方、内野ノックでは弓岡監督自らバットを握り、選手達の基本動作を繰り返し確認。

「チーム作りは守備から」という方針のもと、熱のこもったポジション争いに期待を込めていました。

弓岡監督
「初日で選手がどれくらい動けるかなと思ってやったんですけど、まあそこそこ動けているので、しっかりトレーニングしてきたんだなという思いでおります。もっともっと鍛えて『昭和な野球』をやっていけたら、しっかり走って、土台を作ってもらいたいなと思います」