無理のないウォーキングで健康に!専門家が教える「正しい歩き方」

健康維持の第一歩として、誰でも手軽に始められるウォーキング。定期的に続けることで、生活習慣病の予防にもつながることが知られています。では、一体どのくらいの運動量が効果的なのでしょうか。心臓病を専門とする愛媛大学医学部の山口修教授に伺いました。
「無理に筋トレをする必要はありません。可能であれば、1日30分程度の運動を週に5日続けることをお勧めします」と山口教授。
続けたくなる! 愛媛県の健康サポートアプリ

県民が楽しく、継続的に健康づくりに取り組めるよう、愛媛県が推奨しているのが、2024年9月から運用されている19歳以上の全県民を対象とした健康アプリ「kencom」です。
歩数や体重を記録するだけでポイントが貯まり、デジタルギフトが当たる抽選に参加できます。さらに、県内のウォーキングコースをチェックしたり、自分の健康データを入力して生活習慣病のリスクを把握したりすることも可能です。
正しいウォーキングは「姿勢」から
アプリで紹介されているウォーキングコースの一つ、城山公園で正しい歩き方を教えてくれたのは、元競歩選手で健康運動指導士の忠政啓文さんです。

忠政さんによると、ウォーキングの効果を最大限に引き出すためには「姿勢を意識すること」が重要とのこと。正しい姿勢のポイントは、横から見た時に【耳・肩・骨盤・膝・くるぶし】の5点が一直線に揃っていることです。


これは簡単な体操で整えることができます。両足を揃えて立ち、ラジオ体操の最初にあるような伸びの運動をすることで、自然と正しい姿勢になるそうです。

また、普段から運動習慣がある人には、「腕振り」を意識することで運動強度を高める方法を提案してくれました。腕を前に振るのではなく、肘を後ろに引くイメージで振ることで、自然に歩幅が広がり、速度も上がります。














