東日本大震災の教訓を学んだ児童生徒たちの実践発表会が盛岡市で行われました。

県教育委員会では復興教育として震災の教訓を生かして復興と発展を支える人材の育成に取り組んでいます。
きょうは県内の小中高から7校が参加し被災地などで学んだ防災や教訓を発表しました。
このうち、洋野町立大野中学校の1年生37人は、三陸鉄道の震災学習列車について発表しました。

(発表)
「震災列車では岩手県特有のリアス式海岸の入り組んだ地形により、津波の被害が大きくなったということを聞き驚きました」
生徒たちは体験を通して震災を伝えることの大切さを学んでいました。
(大野中学校 澤山栄心さん)
「震災とかをあまり知らない人たちに津波の恐ろしさとか地震の恐ろしさとかを伝えていけたら」

続いてパネルディスカッションも行われ、高校生が被災地を訪れて感じたことについて話し合いました。