松江高専 環境・建設工学科 河原荘一郎 名誉教授
「氷が解けて水になると、(地質が)軟弱化して行くということで。道路に直交するような亀裂が沢山現れるというのが「凍上」です。
道路に沿った亀裂が、結構長い距離にわたって行っているので、全体として滑ってる可能性もあるんじゃないかなと。」
埼玉県八潮市で28日に発生した道路陥没現場では、きのうまでにできた2つの穴の間がきょう未明に崩落し、1つの大きな穴となりました。原因は下水道管の損傷とみられていて、県が12の市と町に下水道の使用を控えるよう呼びかけるなど、住民への影響も広がっています。
出雲市の現場では山から崖の下に向かい、道路を横断して水を通す土管も確認できました。

清水栞太 記者
「崩落現場ののり面の方を見てみますと、水が通るような作りになっていたんだと思われます。この下には土管がありまして、下を通って水が流れる作りになっているようです」