長年Nスタにも出演「“親戚のおじちゃん”のようなあたたかい方」

井上貴博キャスター:
病気を公表してからより一層ギアを全開にされたイメージがあって、2024年3月にインタビューをした際も、「寝る時間なんていらない」と話していました。
やはりもっと伝えたいことが多くあったでしょうし、最後の最後まで本やラジオで伝え続け、命を削って生きるということをとことん体現された方だなという印象です。
萩谷麻衣子 弁護士:
20年以上前に、私が初めて情報番組のコメンテーターになったときに一緒だったのが森永さんでした。
不慣れな私にも、偉そうなところも全くなく、笑わせてくれて気さくに接してくれて、最初から画面に出ている森永さんそのままでした。
末期がんだと聞いてからも、5年、10年経っても「まだ生きているよ」と言ってくれるのではないかなと思っていたので、まだショックで受け止められない状態です。
ホラン千秋キャスター:
本当にいろいろなことを教えていただきました。Nスタでも、ご自身が話したいことよりも私達の質問に真摯に答えてくださっていた姿が印象的です。
私は森永さんが群馬県で大切に育てた野菜を、大根いっぱいだとかカブいっぱいだとか、毎週スタジオで受け取っていたので、“親戚のおじちゃん”のように思っていました。本当にあたたかい方でした。寂しいですね。
井上キャスター:
いつも、ビニール袋をさげて「持ってきたよ」と言っていましたね。朗らかで、スタジオ全体を丸く包み込んでくださる方でした。
萩谷麻衣子 弁護士:
みんなの“親戚のおじちゃん”みたいな方でしたよね。
ちょっと世の中を斜めにみているけど、いつも明るく前向きだから嫌味じゃなくて…。
井上キャスター:
本当にお世話になりました。ずっと戦ってきた方なので、少しでもゆっくりしていただければと思います。ありがとうございました。