2024年9月、山口市で起きた山林火災について、山口市消防本部は調査の結果、火が出た原因の特定には至らなかったと発表しました。
火が広範囲にわたったのは、乾燥していたことなどが原因とみられるということです。

火事は2024年9月18日、山口市秋穂二島の県セミナーパークの裏から火が出て、山に燃え広がったものです。

約37ヘクタールを焼いて95時間後に消し止められました。けがをした人はいませんでした。山口市消防本部は「放火」「たばこ」「自然発火」などの可能性を視野に調査を行いましたが、火が出た原因の特定には至らなかったとしました。
何らかの原因で枯れ草に火がつき「長期間雨が降っておらず、空気が乾燥していたことなどから広範囲に燃え広がったとみられる」ということです。

警察でも捜査を行っていますが、現時点では、故意や過失を含め事件性は薄いということです。