不慣れな雪に備えてポイントをまとめました。
雪に関する気象情報は、予想される現象の数日前から発表されます。予想降雪量、降雪のピーク(注意を要する時間帯)などは随時最新の情報を確認し、事前対策の目安にしましょう。交通障害が予想される場合もあるため、あらかじめ目的地までのルートを変更したり、不要不急の外出自体の延期・取りやめを検討したりしましょう。
積雪の可能性がある場合、融雪剤の散布や除雪用具(スコップなど)の確認をしましょう。直前に準備しようとすると、手に入らないこともあります。電気やガスの暖房が使えなくなる可能性があります。防寒グッズ(カイロや湯たんぽ、灯油ストーブなど)を用意しておきましょう。停電時にも情報が得られるように、電池式のラジオやモバイルバッテリーなどがあると安心です。低温で水道管が凍結するおそれもあります。水道管の凍結対策や、飲料水の備蓄、生活用水用に浴槽に水をためておくなどをしておきましょう。
備蓄する食料品は、必ずしも長期備蓄用の保存食でなければいけないわけではありません。普段から少し多めに食材、加工品を買っておき、古いものから使い、使ったら新しく買い足していくことで、常に一定量の食糧を家に備蓄することが可能です(ローリングストックといいます)。
続いて雪と雨のシミュレーションを見ていきます。(3日まで)