冬の全国大会に5つの部が出場したスポーツ強豪校、山口県防府市の高川学園。
運動部の生徒が27日、献血に協力しました。



高川学園の運動部に所属する3年生が集合しました。
2020年5月から献血に協力していて、当時は新型コロナの緊急事態宣言下。
部活動が休止となっていた中、運動部の生徒たちが「役に立てることはないか」と始めました。



生徒
「少しでも必要としている人のためになればなと思います」
「緊張していたんですけど、人のためにできているんでうれしいです」
「自分も実際手術で助けられたことがあるので、たくさんの人が助け合っていくことが大事だと思っています」



県赤十字血液センターによると、県内の10代から20代で献血に協力する人は減少傾向にあります。
2014年から10年で3割ほど減っています。

県赤十字血液センター 事業部献血推進課 中川拓哉 推進係長
「必要な方のために使われる血液になりますので、社会貢献、協力してくれるのは本当にありがたいと思っています」



28日も含めて、6つの運動部の生徒130人ほどが献血に協力する予定です。