シーズン開幕まで3週間を切ったトリニータ。宮崎キャンプで取材した今シーズンの新戦力を紹介します。

キャンプ最終日の26日、トリニータはJ3宮崎とのプレシーズンマッチに臨みました。45分2本と30分1本で行われた試合はトリニータが2対0で勝利。大きなけが人もなく、順調に調整を重ねた宮崎キャンプを打ち上げました。

今シーズンの新加入選手は9人。中でもフォワードの有馬(24)は昨シーズンJ2で10得点をマークしました。トリニータの大きな課題である得点力不足解消にむけたキーマンとして期待がかかります。

(有馬幸太郎)「フォワードなんで得点王を目指したいし、去年10得点だったので20得点を目指して頑張りたい」

有馬幸太郎

また、横浜Fマリノスから加入した中盤の榊原(24)は昨シーズンJ1で10試合に出場。持ち前の高い技術で、チームにリズムを作ります。

(榊原彗悟)「どんどんボールを受けてテンポを作ることだったり、攻守の切り替えの早さでチャンスにつなげるというのが自分の良さでもありますので、チームの勝利に貢献したい」

榊原彗悟

昨シーズンはJ2の群馬でレギュラーとして活躍した守備的ミッドフィルダーの天笠(24)。J2通算99試合の出場経験があるプロ6年目の選手です。

(天笠泰輝)「特徴は守備の部分や、運動量、攻撃ではロングシュートを打てるので、そういう特徴を活かしたい」

天笠泰輝

一方、16年ぶりに復帰した大分市出身の清武(35)は、開幕に照準を合わせ、じっくりとコンディションを整えています。

(清武弘嗣)「徐々に今はチームに合流しているので、順調に来ています。チームがやりたいこと、やらなければいけないことを全員で共有した上で開幕に向けてやっていきたい」

清武弘嗣

今週からはシーズンに向けた、最終調整を大分市で行うトリニータ。開幕戦は、2月16日、ホームにJ1から降格した札幌を迎えます。