現職の死去にともなう沖縄市長選挙は26日、投開票が行われ、自民・公明が支援した前県議の花城大輔さんが3万1000票あまりを獲得し、オール沖縄勢力が支援した同じく前県議の仲村未央さんに大差をつけ初当選を果たしました。
沖縄市長選挙は前の市長だった桑江朝千夫さんが先月病気のため在職中に死去したことにともない行われました。
初当選した花城さんは自衛隊勤務、会社代表などを経て2014年に県議会議員に初当選して4期連続当選し、今回桑江前市長の後継候補として市政継承を掲げました。
物価高対策として国の交付金を活用したプレミアム商品券の配付や、沖縄アリーナをいかした街の活性化を訴え得票を伸ばしました。

敗れた仲村さんは琉球新報記者を経て県議会議員に5期連続当選し、今回子育て支援に関する財源「こどものまち推進基金」の創設などを訴えましたが及びませんでした。
最終投票率は49.11%でした。