31日午前、米軍北部訓練場近くの東村の県道で米軍車両の前に立ちふさがり、走行を妨害したとして道路交通法違反(道路における禁止行為)の疑いで、抗議活動をしていた3人が現行犯逮捕されました。

逮捕されたのは、57歳と67歳の2人と年齢不詳の1人です。

警察によりますと、31日午前10時半ごろ米軍関係者から「複数の者が米軍車両の前に立ちふさがり、走行を妨害している」と通報がありました。

現場は東村宮城にある県道70号線の片側1車線の道路で、3人は午前11時45分までのおよそ1時間、米軍車両の前に立ちふさがりあわせて6台の車両の通行を妨害した疑いがもたれています。

3人は警察官からその場から移動するよう複数回、警告されましたがその場から動かなかったということです。

関係者によりますと、米軍が東村高江のヘリパッドを使い、環境を破壊しているとして、3人は抗議していたということです。

警察は捜査に支障があるとして、57歳と67歳の2人の認否を明らかにしておらず、年齢不詳の1人については、黙秘しているということです。