続いては急ハンドルの実験です。滑りやすい路面で急ハンドルを切ると車が反転してしまいました。雪道や凍結した路面は、急ブレーキ、急ハンドルなど「急」がつく動きは禁物です。そしてもう一つ雪道運転で気を付けたいのが車のスタックです。

2022年に長岡市や柏崎市の国道で発生した大規模な立往生は原因の一つとして大型車両などのスタックが挙げられています。スタックした場合の脱出方法でやってはいけないのは、アクセルを踏み続けることです。

【運転免許センター小林憲司技能指導官】「アクセルを踏みすぎてタイヤを空回りさせ続けるとタイヤの周りの雪や氷が磨かれて脱出しにくくなる」
後ろに下がったり前に出たり振り子のように動くことで脱出できるということです。
【運転免許センター小林憲司技能指導官】「冬場スコップを車に積んどいてタイヤの前後の雪をどかしてやると一番安全確実かと思います」
【県警本部交通企画課荒木慎弥交通総合対策室長】「冬道の安全運転の基本は速度を落として車間距離を十分とることです。雪道ではなくても夜間や早朝にかけて路面は凍結しますので急のつく急発進急ブレーキ急ハンドルはひかえていただき慎重な運転をお願いしたいと思います」
 
   
  













