青森県中泊町の小学校で茶道教室が開かれ、児童たちがお点前を習いました。ただ、慣れない姿勢で文字通り「しびれを切らす」姿もありました。

中泊町立中里小学校で開かれた「新春 茶道教室」には、6年生の23人が参加しました。

町内で茶道教室を開く塚本悦子社中の一門が講師を務め、表千家流の茶会を披露しながら、礼儀作法や相手を敬う心を教えました。

児童たちのやりとり
「もう一服いかがですか?」
「けっこうです」
「お点前ちょうだいいたします」

児童たちは順調に茶会でのマナーを学んでいましたが、15分ほど経った頃、表情が一変します。そして、茶会終了と同時に足を押さえながら崩れ落ちる姿が見られました。

児童たちは
「最初はつまづいたけれども、後から(作法が)わかってきた」

「正座は前にやったことがあるけれども、とんでもなくきつくて立てませんでした」

児童たちはこの後、新春にふさわしい琴の演奏を堪能して日本文化に親しんでいました。