能登半島地震の影響で廃業を余儀なくされ、夢を奪われた石川県内の能登牛の生産者がいます。地震から1年余り、それでも前を向き続けます。

卯木崇文さん(2024年2月)「(牛好きですか?)「そうですね、はい…残念ですね。早い段階で水も運べる状態でもないし、エサはいくらか残っていましたが、このままでは全滅するしかない状態だったので、出すしかないなという感じです」

2024年2月、大切に育てた牛が次々とトラックに載せられていきます。

能登町当目地区で30年以上に渡り能登牛など肉用牛の生産を行ってきた柳田肉用牛生産組合は、地震の影響で廃業を余儀なくされました。