岩手県の新年度当初予算案の編成に向けて知事が各部局からの要求について判断する知事査定が、21日始まりました。

新年度の予算編成に伴う各部局からの要求総額は一般会計が7430億5700万円で、2024年度の当初予算と比べておよそ108億円上回っています。
県は
・人口減少対策、
・脱炭素化と経済成長の両立、
・デジタル技術を活用した利便性の向上、
・安全安心なまちづくり の4つを重点に掲げていて、達増知事は物価高などの課題にも手厚く対応する方針です。

(達増拓也 岩手県知事)
「県民の皆さんが希望を持って、目の前の危機を乗り越え、前進していくことができるような予算をつくりたい」
知事査定は23日まで行われ、2025年度の予算案は2月14日に招集される県議会2月定例会に提案されます。