そんな中、世論調査では次期大統領候補として李在明代表が支持率トップを走っています。

"韓国のトランプ"との付き合い方…左派政権は投資締め付け?

「李氏は“韓国のトランプ”と揶揄され、最近態度を軟化させているというニュースもありますが、日本にもどぎついことを言ってくる。日本としては“反日・親日”的な言葉に脊髄反射的に反応してしまう面はありますが、彼自身が何を言うかだけでなくどういう行動で、どう日韓関係なりの先行きを見据えているのか判断していかなければいけない」

「北朝鮮問題やアメリカのトランプ新大統領など不確定要素が多い中、日韓は固まっておいた方がいい状況が多い。“手を握れる“かどうかを冷静に見る必要があると思います」

韓国経済では今後どこに注目すべきでしょうか。

尹政権は海外からの投資呼び込みに積極的だったと西濵さん。「仮にこれが左派政権に転じると、財閥企業に対する締め付けなどに動く可能性もあり、韓国に投資をする企業にとってもスタンスが厳しくなる懸念はある。実際の動きを見ながら、ビジネス面で関係を深めるのか、現状維持なのかを考える必要があります」