2024年に見られた【紫金山・アトラス彗星】は、この『アトラス(ATLAS)』と中国の天文台『紫金山天文台』が発見し、『紫金山天文台』の方が先に発見したので【紫金山・アトラス彗星】という名になりました。
『アトラス』と名の付く彗星はたくさんある
「アトラス(ATLAS)」は装置による観測のため、人の目による観測よりも彗星を見つけやすく、【アトラス(ATLAS)彗星】で検索するとたくさんの彗星の名前が表示され、発見年をベースとしたコード番号で区別されています。
世界で未発見の彗星を見つけようと観察を続けている人たち=コメットハンター(comet hunter)にとっては、いわば敵とも言える存在です。
次にみられる彗星は?
今年の11月に【クリステンセン彗星】が接近します。
大型望遠鏡なら観測できるかもしれません。それほど明るくないので、お近くの天文台などの観測会を利用するのも良さそうです。
