形が悪かったり、虫に食われたりして捨てられる野菜があります。
そうした野菜で作った“絵の具”を使って色をつけ、その出来栄えを競うイベント『雪だるまコンテスト』が新潟市・アグリパークで19日に開かれました。

4組の親子が参加し、バケツやスコップで雪を積み上げて、松ぼっくりや枝でデコレーションを。

そして…
赤や緑の絵の具でカラフルに!
「普通の絵の具より色が自然ぽいというか、薄くて私的には使いやすいです」
この絵の具、形が悪かったり虫食いがあったりして、商品にならなかったピーマンや赤かぶなどを絞って作ったもの。

野菜を有効活用し、子どもたちに農業について考えてもらう狙いがあります。
「今まで捨ててきた野菜たちが、こうやって形が変わって使われていくのが、とてもエコになって地球にも良いと思います」

こちらの男の子が一生懸命色付けしていた長~い体の竜は、ほうれん草から作られた絵の具で全体を緑色に仕上げられました。

【新潟市アグリパーク 小浦方花歩さん】
「もったいないけど捨てられてしまう野菜があるんだなということに気づいて、感じてもらえればいいかなと思っています」
竜やシマエナガなど、個性あふれる作品が並んだコンテスト。
1位はディズニーキャラクターをイメージした雪だるまでした。

コンテストの参加者には、賞状と真っ赤なリンゴが贈られました。















