2024年のノーベル平和賞を受賞した日本被団協の田中熙巳(たなか・てるみ)さんが長野県長野市で講演し、核兵器の廃絶や若い世代の参加を呼びかけました。


日本被団協・田中熙巳(たなか・てるみ)さん
「私たちがノーベル平和賞を受賞したということは、日本の国民の皆さんにとってもあるいはほとんど原爆のことを知らない外国の人たちにとっても非常に重要なことだったと思う」

受賞記念の講演会は、長野県内の実行委員会が企画したもので、長野市のホテルとオンラインであわせて500人ほどが参加しました。

被団協代表委員の田中熙巳(てるみ)さんは、ウクライナやパレスチナの情勢が受賞にも影響したと述べ、核廃絶に向けた若い世代の参加を呼びかけました。

日本被団協・田中熙巳(たなか・てるみ)さん

「被爆者の証言は(あと)10年が限界だと思う」

「いまちょうど被爆者と次の世代、あるいはもっと若い人たちが接する最後の機会だと思います」

田中さんは、長野県は核兵器の禁止や廃絶に向けた署名にも積極的な県だと話し、受賞をきっかけにした核廃絶の機運の高まりに期待を寄せていました。