福島県相馬市の60代女性が日本年金機構や銀行員を名乗る人物から、いわゆる還付金を装った詐欺の被害に遭い、50万円をだまし取られる被害にあったことが17日わかりました。
警察によりますと、福島県相馬市の無職の60代女性の自宅に16日、日本年金機構を名乗る人物から「年金の重複金があります」「昨年、文書を郵送しましたが返信がないので連絡をしたのですが、本日なら銀行で受付ができます」などと電話がありました。
さらに女性の携帯電話に銀行員を名乗る人物から連絡があり、相馬市内のATMに誘導され、指示された通りATMを操作して現金50万円を振り込み、その後だまし取られたことに気づきました。
警察はいわゆる還付金を装った詐欺事件として捜査しています。
また警察では、こうした電話があった場合、身に覚えのない相手からの要求には応じないこと、家族や警察に相談んするよう呼びかけています。