吉良常 先代店主 松本栄さん
「地元の方が今まで食べたことのないようなものも食べたいと、だから、できたらいろんなものを作ってくれないかというような要望がありましたから、できる範囲で作れるものは作りましょうという。」
気づけばメニューは100種類以上になっていました。
そんな吉良常が1月25日、惜しまれつつも閉店します。
吉良常 2代目店主 松本哲侍さん
「実は3年ほど前から、私がリウマチの方を発症してまして、もう手も腫れるし、足も両足に水が溜まったり、もう本当に1日立ってるのがやっとのような状態になってしまいまして。だけどお店の方はおかげさまで凄く忙しくて」
2代目として、店の柱となっている哲侍さん。
つらい病気を抱えながら、それでも、店を愛して、足を運んでくれるお客様の期待に応えたいと無理を承知で走り続けました。
吉良常 2代目店主 松本哲侍さん
「本当に食べ終わった後に美味しかったまた来るねって言える店がどんどん少なくなってきている。ただうちのお客さんはみんなごちそうさま、また来るからってうまかったって言って帰ってもらえるんで、それが励みでやってます」