岩手県釜石市はラグビーの日本選手権7連覇の新日鉄釜石ラグビー部で有名ですが、ラグビー以外のスポーツも盛んで、国内外の大きな大会で釜石の選手が活躍しています。そんな「スポーツの街・釜石の歴史」をテーマにした企画展が、釜石で行われています。

「釜石の鉄人(スポーツマン)」と題して開かれているこの企画展は、釜石市内に残るスポーツ関係の資料74点を集めて行われているもので、会場にはラグビーを始め、硬式野球、相撲、水泳、柔剣道などの資料が並びます。

ラグビーでは新日鉄釜石ラグビー部が日本選手権で前人未到の7連覇。

硬式野球では富士鉄釜石時代の1959年に都市対抗野球で全国準優勝、新日鉄釜石時代の1980 年には全国3位となり「東北の暴れん坊」と呼ばれました。

そのほか、釜石市内にある山神社では毎年10月に奉納相撲が行われ、ちびっ子力士や一般、高校生による相撲の試合が行われており、釜石は相撲熱も高い土地であったことが分かります。
さらに、釜石では水泳やサッカー、柔剣道、弓道などもさかんで、多くの市民が競技に取り組みました。
