“豪雪”で深刻化しているのが、雪捨て場の不足です。青森市では16日、委託された業者が場所の確保のために排雪作業にあたりました。
河村庸市 キャスター
「青森市の住宅街のなかにある雪捨て場です。高いところでは5mほど雪が積み上げられていて、排雪をしなければ、これ以上捨てることができなくなっています」
青森市西滝では、市民が雪を捨てる場所を確保するため、朝から除雪車両が雪を集めてトラックに積み込む作業を繰り返しました。
青森市西滝地区の住民
「(普段は)ブルドーザーが来て排雪しても雪捨て場に置いていくので。(雪捨て場の排雪は)本当に助かります」
「なかなか雪を持って行ってくれない。市内そっちこっちで(雪捨て場がいっぱい)だから手が回らないと思う」
市によりますと、市内にある338か所の雪捨て場のうち、22か所で十分な機能が保てず排雪の要望が来ていました。
雪捨て場の排雪は1月9日から順次行われていますが、道路の除排雪もあるため、完了時期は未定となっています。
また、市内一部の公園は雪捨て場として使えますが、出入口や遊具付近には捨てないなどのルールを守って活用してほしいと呼び掛けています。