16日から政府のガソリン補助金が縮小されました。ガソリン価格はどうなったのでしょうか?
MRT宮崎放送が宮崎市内の複数のガソリンスタンドに取材したところ、多くのスタンドが「17日から値上げする」と回答しました。
MRTが宮崎市内のガソリンスタンド10社に、16日、電話で取材したところ、16日時点のレギュラーガソリンの価格は1リットルあたり平均184.7円、ハイオクは平均195.6円でした。
このうち、ほとんどのスタンドが「17日から値上げをする」と回答。値上げ幅は、2円から8円の予定だということです。
この値上げは、政府が石油元売り各社に出している補助金が、先月に続き、16日、再び縮小されたためです。
県石油協同組合によりますと、県内では16日から来週はじめにかけて、3円から6円ほど値上げする見込みだということです。
レギュラーガソリンの価格の推移です。

2008年にはサブプライムローン問題の影響で高騰した後、リーマンショックがあり急落しています。一時は106円台の時もありました。
その後、上昇と下落を繰り返し、2023年には189円になりました。
そして、14日時点では、185.2円。
さらに、16日から来週はじめにかけて、3円から6円ほどの値上げが見込まれているので、190円台も見えており、まさに歴史的な水準になりそうです。
家計にはもちろんですが、運送業や製造業など、様々な業種に影響が及びそうです。
※MRTテレビ「Check!」1月16日(木)放送分から