野菜の高値が続いています。キャベツの価格は去年の4倍にものぼっていますが、高値は、春の品種に切り替わる4月ごろまで続くと見られています。

富山市のお好み焼き店「ふくちゃん」。家族3人で営むこちらの店では、キャベツをふんだんに使ったお好み焼きをはじめ、たこ焼きもキャベツたっぷりです。

この日も続々と客が訪れ、午後1時半にはー

電話
「材料もうなくなって完売したんですよ、ごめんなさい!」

キャベツは、1日に10玉以上、およそ20キロ使いますが、仕入れ価格は去年と比べて3倍以上となり、頭を悩ませています。

店主の娘(次女)絵美さん
「産地が変われば、値段も落ち着くかなと思ったんですけど、そんなこともなく」

キャベツの高値は去年11月ごろから続いていますが、お好み焼きの値段は、580円。キャベツの量も、値段も、変えていません。

店主の娘(次女)絵美さん
「せっかく来てくださるお客様においしいもん食べていただきたいがで」

店主 福原美代子さん
「もっと値上げしたらどう?って言われるんだけど」 

店主の娘(次女)絵美さん
「できるだけ頑張って。頑張っとるね、いまはね」


「安いしおいしいし、言うことないちゃ」「頑張ってらっしゃるんだろうなと思って。有難い限りですね」

現時点では、このまま値上げをせずに営業を続けていきたいとしています。

店主の娘 絵美さん「早く落ち着いてくれればいいなぁ」