アメリカのトランプ次期政権の国務長官に指名されたルビオ上院議員が議会の公聴会で、中国への警戒感を鮮明にしました。
ルビオ上院議員
「中国を率いる中国共産党は、わが国がこれまで対峙してきた中で最も強力で危険な敵だ」
国務長官候補のルビオ上院議員は承認に向けた上院の公聴会で、「中国共産党は抑圧や嘘や詐欺、ハッキングや窃盗を駆使し世界の超大国の地位を手に入れた」と批判。「技術、経済、科学などあらゆる面で敵であり競争相手だ」と警戒感をあらわにし、「このままでは10年後、アメリカ人の暮らしにとって重要なあらゆるものが中国の手に握られてしまう」と強調しました。
また、台湾をめぐっては、「侵攻した場合の代償が大きすぎると中国側に思わせ、インド太平洋における軍事介入を抑止することが重要だ」と話しました。
ルビオ氏に対しては党派を超えた議員からの支持があり、トランプ政権が始動する今月20日にも承認される見通しです。
一方、ルビオ上院議員の発言について、中国外務省の郭嘉昆報道官は16日の会見で、「台湾問題は中国の内政であり、いかなる外部からの干渉も許さない」と反発。アメリカに対し、「正しい対中認識を持ち、道理もなく中国を中傷することはやめるべきだ」と求めました。
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