長野県野沢温泉村に伝わる「道祖神祭り」。
今年も15日の夜に炎の攻防が行われます。


「おらおら」

社殿の前でぶつかり合う男たち。

「バチンバチン」

火の粉を散らす激しい攻防。

そして。

10メートルを超える社殿が炎に包まれ、祭りは最高潮に。

五穀豊穣や子どもの成長など様々な願いを込め、毎年1月15日に行われる野沢温泉村の道祖神祭りです。

平山アナウンサー:
「私はいま野沢温泉村の長坂ゲレンデ、里曳きが行われている会場にいます」

13日に野沢温泉村で行われた「里曳き」。

道祖神祭りの主役である厄年の男たちが、御神木を曳きます。

御神木は長さおよそ20メートルのブナの木で、祭りで建てる社殿の柱となります。

平山アナウンサー:
「ご神木2本によるレースが始まりました」

里曳きの途中で行われた御神木曳き競争。

数えで25歳の弐喜舞会(しきぶかい)と42歳の風友会(ふうゆうかい)に分かれて競いました。

祭りを通して男たちは、同級生との絆を深めます。

平山アナウンサー:
「先に到着したのはどちらか」
「勝者、風友会!」

平山アナウンサー:
「どんなお気持ちですか?」
風友会の男性:
「いよいよ道祖神に向けてどんどん気分は高まってきたかなっていう気分でいっぱいです」
風友会の男性:
「皆さんのお力をお借りさせていただきまして無事に盛大に奉納できるようにしたいと思いますので、よろしくお願いします」

里曳きの間、道中では随所でお神酒の奉納などが行われ、およそ3時間をかけて会場まで運びました。

14日の朝から始まった社殿造りは、15日の昼すぎに完成しました。

天に向かって、突き刺すような御神木。

社殿は静かにその時を待ちます。

炎の攻防戦は15日の午後8時半ごろから始まる予定です。