日向灘を震源とする13日夜の地震のメカニズムと、震源から離れた諏訪市で震度1を観測した理由を専門家に聞きました。
地質学が専門の信州大学地域防災減災センターの大塚勉(おおつか・つとむ)特任教授は、今回の地震について「海底でプレートが沈むことによって起こる南海トラフ地震のメカニズム」と指摘します。
大塚特任教授:
「フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に、沈み込んでるわけですね。そうしますと、このプレート境界で大きな地震が発生するわけです。今回起こった日向灘というのは、この(南海トラフ地震)想定震源域の一番西の縁に当たるところということになります」
日向灘では2024年8月にも最大震度6弱、マグニチュード7.1の地震が起きています
大塚特任教授:
「ほぼ同じ場所です。規模もほとんど同じなんですが、今回の方がわずかに小さかったということになります」
そして、13日の地震では遠く離れた諏訪市で震度1を観測しました。
大塚特任教授:
「地質の状況、特に地盤の状況ですね。それによるものではないかと思います。諏訪盆地の断面図なんですが、両側の硬い岩盤の真ん中がですね大規模に落ち込んでいまして、そこに泥が溜まっているわけですね。その泥は水をたくさん含んでいて、地震が来た場合、非常に大きな揺れになるということです。ここのピンクのところが、軟弱地盤が特に広がっていて、古い家屋も多く30%以上の家屋が倒壊するであろうという予想がされている場所です」
大塚教授は、普段からの地震に対する備えの必要性を改めて強調します。
大塚特任教授:
「南海トラフは今後30年間に巨大地震が起こる確率が70~80%と言われているわけですね。その状況は全然変わっておりませんので、引き続きそういった巨大地震に対する警戒を怠ってはいけないと思っています」
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